簿記試験は、初心者でも苦しまずに合格できる難易度の試験もありますし、うまく合格するためのコツもあります。

簿記の難易度は就職の便利さを映す鏡のようなもの

簿記の試験は種類によって難易度が変わりますが、その難易度の違いを知ると合格も急に近くに見えてきますし、取得してからの便利さの違いまで知ることができます。
就職にも役立つ種類はどれか、試験に受かりやすい方法はどんなものか、今から説明していきましょう。

簿記の難易度を調べている人たちは、おそらくどれくらい難しいかを確かめてから受験するかどうかを決めたいのではないでしょうか? 

まったく簿記のことを知らない人が今から受験するのだったら、難易度の面で考えてもおすすめできるのは2級・3級でしょう。
日商簿記の試験は1級から4級までありますが、まず4級ではあまり受ける意義が感じられません。4級の難易度は著しく低くて、その意味では最初に目指すのならハードルが本当に低くてよくなるのですが、その分取得してもメリットはほとんどありません。

簿記3級も、難易度は低いといえば低い試験です。ただし、3級は誰でも受かるわけではないですし、最初の目標としては少し高い位置にあります(これくらいがちょうどいいともいえますね)。そして3級の勉強をすることで、2級を受ける準備が自然に整います。

簿記2級は3級よりさらに難易度が上がります。とはいっても難しすぎるというほどではありませんし、ほどほどの難易度であることもあって、世間での反応もかなりよくなります。
3級までは難易度がそれほどでもない分世間ではあまり評価されることがありませんが、2級を持っているといっぺんに就職試験でも有利になるでしょう。

簿記1級は難易度が格段に上がります。もちろん持っているとかなりの扱いを期待できますが、ここは初心者がいきなり目指す必要はあまりないでしょう。会計士や税理士を目指す人でもない限りそこまで苦労して手を出すこともありません(それらの資格狙わない場合、就職の場では「オーバースペック」と受け取られることもあるようです)。

初心者が簿記を目指したいなら、難易度や就職時の反応から考えても3級、そして2級を受けるのがいちばん妥当だと考えられます。
もちろんいきなり2級から受けてもOKですが、いきなり2級の受験勉強をするのは荷が重く感じられてしまうものです。3級と2級をセットで受けることはそんなに手間暇ではありません(試験はどちらも、年に3回ありますから)し、 出費がすごくかさむということもありません。
現に、簿記の通信講座や予備校では、3級と2級のコースをセットにしていることが多く、しかもセットで申し込むと値引きされることがしばしばあります。

簿記3級から2級に受かることは、簿記の技能が活かせる経理や事務の職場に入る上で強力な武器になります。その武器を猛スピードで、お金も苦労も最小限で、手に入れる方法を全10ページで今から説明していきましょう。

>>効果的な勉強法を知れば難易度や合格率を気にせず試験にのぞめます。